ステーションへもどる設定

走行ライン

ホーム画面 [2.モード設定] [3.ステーションへもどる設定] [1.走行ライン]

エリアワイヤーとショートカットワイヤーに沿って本機が充電ステーションに戻ってくるときの、本機とワイヤーとの間隔(走行幅)を設定することができます。
走行幅の設定値をできるだけ大きく設定することにより、本機が異なる往復経路を通ることになり、轍の発生を防ぐことができます。
設定値は、エリアワイヤーは、0~12、ショートカットワイヤーは、1~12までの値を入力することができます。

エリアワイヤーの設定値と走行幅テーブル

設定値 走行幅
0 10 cm
1 25 cm
2 30 cm
3 35 cm
4 40 cm
5 50 cm
6 60 cm
7 70 cm
8 80 cm
9 90 cm
10 100 cm
11 110 cm
12 130 cm

ショートカットワイヤーの設定値と走行幅テーブル

設定値 走行幅
1 25 cm
2 30 cm
3 35 cm
4 40 cm
5 50 cm
6 60 cm
7 70 cm
8 80 cm
9 90 cm
10 100 cm
11 110 cm
12 130 cm
  • 信号強度はエリアワイヤーの長さによって変化します。エリアワイヤーが長いほど弱く、短いほど強くなります。
  • 同じ経路を通って移動しないように値を大きくすると、草刈りエリアの轍を減らすことができます。
  • この表の数値は、本機を直線コースで充電ステーションに戻るときの参考値です。
  • 実際の状況により数値が異なる場合があります。

狭路を通過するためには、ショートカットワイヤーの使用をおすすめします。

  1. [1.エリアワイヤー]または[2.ショートカットワイヤー]を選択し、ボタンを押します。
    ショートカットワイヤーを設定していない場合は、[2.ショートカットワイヤー]は表示されません。
  2. [エリアワイヤー]は、[時計回り]および[反時計回り]の[Min]と[Max]に値を入力します。
    [ショートカットワイヤー]の[S1]または[S2]に、[Min]と[Max]に値を入力します。
  3. ボタンを押します。

バッテリーの設定

ホーム画面 [2.モード設定] [3.ステーションへもどる設定] [2.バッテリーの設定]

  1. [オート]を選択、またはバッテリーの残量率を入力します。
    バッテリーの残量は10~50%の範囲で指定します。
  2. ボタンを押します。

本機が充電ステーションに戻るバッテリー残量を設定できます。
長いエリアワイヤーを敷設している場合は、この値を大きく設定する必要があります。

スマートホーミング

ホーム画面 [2.モード設定] [3.ステーションへもどる設定] [3.スマートホーミング]

  1. スマートホーミングを[ON]、または[OFF]を選択し、ボタンを押します。

この機能は、GNSSの位置情報を基に、充電ステーションの位置と本機の位置を覚え、作業終了位置から充電ステーションに向かって動き出す機能です。
狭路や障害物の多い複雑な庭や、GNSSの精度が低い場合(建物や木の陰等にある場合)は、機能を実感できない場合があります。このようなときは、ショートカットワイヤーの併用をおすすめします。

ステーションへもどるテスト

ホーム画面 [2.モード設定] [3.ステーションへもどる設定] [0.ステーションへもどるテスト]

  1. コントロールパネルカバーを閉めます。
    本機は充電ステーションに戻ります。
  2. 本機が充電ステーションにドッキングしたときに、STOPボタンを押します。
    コントロールパネルカバーが開きます。
    ディスプレイに「テスト完了」のメッセージが表示されます。

本機が設定どおりに充電ステーションに戻ることをテストします。
充電ステーションへもどるテストは、複数の経路で行ってください。

取扱いのポイント

  • このテストは、本機が充電ステーションにドッキングしていないときに行ってください。