BF350A

プロペラの交換

警告

プロペラのブレードは薄く鋭利で、不用意に取扱うとケガをするおそれがあります。プロペラを交換するときやブレードに付着した異物を除去するときは

  • エンジンが始動するのを防ぐために必ず非常停止スイッチのクリップを外しておいてください。
  • 手袋等をして注意して行ってください。
  • プロペラに異常がある場合は次の手順で交換してください。

    交換作業の前に

    18 mm キャッスルナットを緩めたり締めたりするときは、プロペラとアンチベンチレーションプレートの間に適当な大きさの木片をはさみ、プロペラが回転しないように固定します。

    アンチベンチレーションプレート

    プロペラ

    木片

    取外すときは

    割ピンを外して18 mm キャッスルナット、プロペラワッシャー、プロペラ、スラストワッシャーの順に外します。

    組み付けるときは

  • スプラインとネジ部にグリースを塗布してください。
  • スラストワッシャーの方向に注意してください。溝のある側をギヤケースに向けて取付けます。
  • スラストワッシャー、プロペラ、プロペラワッシャー、18 mm キャッスルナットの順で取付けます。
    18 mm キャッスルナットは、まずプロペラのガタがなくなるまで手で締め、次に工具を使用して規定の締付けトルクで締付けます。(工具は、付属工具に含まれていません。)
    規定の締付けトルクで締付けたときにナットの溝と割ピンの穴が一致しない場合は、次のナットの溝と割ピンの穴が一致するまで増し締めしてください。
  • 割ピンはHonda 純正品の新しいものと交換し、図のように曲げてください。
  • プロペラワッシャー

    キャッスルナット
    締付けトルク:56 N·m (5.7 kgf·m)
    【上限締付けトルク: 128 N·m (13 kgf·m)】

    プロペラ

    スラストワッシャー

    一部実機と異なる場合があります。(プロペラは別売部品です。)

    割りピン

    割ピン