BF350A

エンジンオイルの点検・交換

オイルが不足していたり、汚れていると摺動部や回転部分の寿命をいちじるしく 縮めます。


交換時容量:10.2 L(オイルフィルター交換時:10.4 L)

推奨オイル:API 分類SG、SH、SJ、SL級相当のSAE10W-30エンジンオイル

外気温

点検のしかた

点検は垂直にして行います。エンジンカバーを外して()、オイルレベルゲージを抜き取り、オイルをオイルレベルゲージで確認します。少ない場合は、オイルレベルゲージの上限まで補給します。

補給量はオイルレベルゲージの目盛に従ってください。

同時にオイルの白濁、汚れはないか確認してください。

万一、白濁している場合は、お買いあげ販売店またはサービス指定店へご相談ください。

オイルレベルゲージ

上限

下限

交換のしかた

注意

エンジン停止直後は、エンジン本体の温度や、油温が高くなっていますので、冷えてからオイル交換を行ってください。ヤケドをするおそれがあります。

  • 船外機を直立状態にして、エンジンカバーを取外します。(
  • オイル給油口キャップを取外します。
  • オイル給油口キャップ

  • オイルドレンボルトとシーリングワッシャーを12 mm のレンチで外してエンジンオイルを抜きます。
    オイルは適切な排油受け容器に受けます。
  • 新しいシーリングワッシャーをオイルドレンボルトに取付け、ボルトを確実に締付けます。

  • 締付けトルク:23 N·m (2.3 kgf·m)

    オイルドレンボルト

    シーリングワッシャー
    (交換)

  • オイル給油口から新しいオイルを入れ、オイル給油口キャップを確実に締付けます。 確認のため、オイルレベルゲージでオイルの量を点検します。
  • 下限

    上限

    オイルレベルゲージ

    オイル給油口キャップ

    取扱いのポイント

  • オイルは、使用しなくても自然に劣化します。定期的に点検・交換を行いましょう。
  • オイル給油口キャップは、手で確実に締付けてください。締付けがゆるいとオイルがもれることがあります。
  • オイルを入れすぎないよう、注入後必ずオイルの量を確認してください。
    オイルが少ないときはもちろんですが、入れすぎもエンジンの故障の原因になります。
  • オイルの処理方法は法令で義務付けられています。法令に従い適正に処理してください。不明な場合は購入先にご相談のうえ処理してください。