BF350A

チルトアップのしかた

浅瀬を航走するとき

浅瀬を航走するときにはプロペラ、ギヤケースが破損しないように船外機を傾斜(チルトアップ)させます。

  • コントロールレバー側のパワートリム/チルトスイッチの“UP” 側を押してチルトアップします。チルト角度は無段階に調節できます。
  • 戻すときはスイッチの“DN” 側を押して戻します。
  • 注意

  • チルトアップ状態での航走は低速で行ってください。
  • チルトアップ状態での後進は絶対しないでください。船外機が持ち上がり危険です。
  • 取扱いのポイント

  • チルトアップして浅瀬を航走するときは、検水口から水が勢いよく出ていることを確認してください。
  • 係留するとき

    エンジンを停止し、次に使用するまでの間、船外機を係留して保管したり、浅瀬に係留したりするときなどは、海藻の付着や腐食によりプロペラやロアケースが損傷を受けないよう、チルトアップして船外機を水面より上げておきます。

    取扱いのポイント

  • 係留時、エンジン内の水を排水するために、エンジン停止後に1分程度保持してからチルトアップしてください。 チルトアップした状態で、船外機を桟橋や他船などに衝突させないよう注意してください。
  • コントロールレバーを“N”(中立)にしてエンジンを停止します。
  • コントロールレバー側のパワートリム/チルトスイッチまたはエンジン側のパワーチルトスイッチの“UP” 側を押してチルトアップします。
    チルト角度は無段階に調節できます。
    また、コントロールレバー側およびPTTスイッチパネル側のパワートリム/チルトスイッチの“UP” 側を連続で2回押すと設定されたチルト角度まで自動的にチルトアップします。
  • 戻すときはスイッチの“DN” 側を押して戻します。
    また、コントロールレバー側およびPTTスイッチパネル側のパワートリム/チルトスイッチの“DN” 側を連続で2回押すと設定されたチルト角度まで自動的にチルトダウンします。
  • 注意

    チルトアップはエンジン停止後に操作してください。

    パワートリム/チルト
    スイッチ

    フラッシュマウントリモートコントロール

    パワートリム/チルト
    スイッチ

    パワートリム/チルト
    スイッチ

    トップマウントリモートコントロール

    シングル

    デュアル

    エンジン側

    パワーチルトスイッチ

    このスイッチは、ボートが停止していて、エンジンスイッチまたはパワースイッチが“OFF”(停止)になっているときだけ使用してください。航走中はこのスイッチを操作しないでください。

    PTTスイッチパネル

    2基掛け

    3基掛け

    パワートリム/チルトスイッチ

    パワートリム/チルトスイッチ