安全にお使いいただくために
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あなたと他の人の安全を守るために次の指示に従ってください。
作業を始める前に
本機は除雪以外の目的で使用しないでください。故障の原因となるばかりでなく、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。
過労や飲酒、薬物を服用して除雪機を使用しないでください。判断が鈍り重大な事故を引き起こすことがあります。
この取扱説明書および除雪機に貼り付けられているラベルを事前に読み、正しい取扱い方法を十分ご理解の上自分で操作してください。
間違いなく取扱うために各部操作に慣れ、すばやく停止する方法を習得してください。
エンジンを始動する前に必ず「作業前の点検」( ~ 頁)を行ってください。事故や機器の損傷防止になります。
悪天候などで視界の悪いときは作業をしないでください。事故の危険性が高くなります。
適切な指示、説明なしでは絶対に誰にも除雪機の運転操作をさせないでください。また、子供には操作させないでください。事故や、機器の損傷が起こる原因となります。
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作業を始める前に
カバーやラベル類、その他の部品を外して除雪機を操作しないでください。また誤った部品を取付けたり改造をしないでください。思わぬ事故の原因となることがあります。
本機を運搬するときや保管するときは、除雪クラッチを「切」にし、オーガハウジングを接地させてください。
除雪作業を行う前に除雪しようとする場所を点検してください。ケガや除雪機の故障の原因となることがあるので木片、缶、ホース、線材、ナワなどの異物を取除いてください。また降雪した後で障害物が見えなくなる場合があるのでシーズン前にあらかじめ除雪する場所の障害物を取除くようにしてください。
除雪場所に除雪機を操作する人以外の人や動物がいないことを確認してください。 |
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作業を始める前に
作業をするときは、防寒手袋、帽子、防寒服、滑りにくい防寒靴など防寒用の身支度をしてください。
砂利道などの除雪は、石の飛び出しなど非常に危険を伴いますので注意してください。
投雪場所は石が飛び出しても支障がない所を選んでください。
ソリ、スクレーパーを適切に調節し、オーガが石を巻き込まないようにして作業してください。石を巻き込むと、除雪機の故障の原因となるとともに思わぬ事故の原因にもなります。
オーガやブロワなどの回転部および投雪口を確認し、異物がある場合は備え付けの雪かき棒で取除いてください。やむをえず手を使って回転部を確認するときは、保護手袋を着用してください。ケガをするおそれがあります。
定められた点検を必ず行い、不具合のある場合は使用前に修理をしておき、不備な状態での使用は絶対に行わないでください。
走行クラッチレバーを絶対に固定しないでください。安全機構(デッドマンクラッチ機構)が働かず、重大な事故につながるおそれがあります。
ガソリンは非常に引火しやすく、また気化したガソリンは爆発して死傷事故を引き起こすことがあります。燃料を補給するときは必ずエンジンを停止して屋外の換気の良い場所で行ってください。
燃料を補給するときや燃料タンクの付近では、タバコを吸ったり炎や火花など火気を近づけないでください。 |
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作業を始める前に
燃料をこぼさないように注意し、給油限界位置を超えないように補給し、燃料キャップを確実に締めてください。もし燃料がこぼれた場合は、きれいにふき取りよく乾かしてからエンジンを始動してください。
除雪機を移動させるとき以外は、屋内や換気の悪い場所で、エンジンを始動させないでください。移動する際に屋内でエンジンをかける場合は、扉を開け十分な換気を行ってください。排気ガスには有害な成分が含まれています。
屋根に積った雪や急斜面での除雪は行わないでください。除雪機が転倒して作業者や近くにいる人にケガをさせることがあります。 |
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作業中の注意
オーガやブロワなどの回転部分や投雪口に顔や手足を近づけないでください。また、作業範囲に人や動物が近づかないように十分注意してください。人や動物が近づいたときは除雪をやめてください。
投雪方向を人や建物、自動車等に向けて使用しないでください。投雪方向の調節は状況に応じて適切に行ってください。
雪の中に氷や石が混入している場合にはそれらが雪よりも遠くまで飛ぶことがあるので、余裕をもって調節してください。
万一、雪の中に石などの異物が混じっている場合は、それらが投雪口からだけでなく、除雪部から前方に投げ出されることがあるので、前方にも常に注意してください。
除雪部および投雪口に詰まった雪を除去するときは、エンジンを停止し、誤ってエンジンが始動しないようにエンジンスイッチキーを抜き、各回転部が完全に止まってから、必ず備え付けの雪かき棒を使って雪を取除いてください。
エンジンが回っているときは絶対に手を入れないでください。大ケガをす るおそれがあります。
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作業中の注意
急発進は、絶対に行わないでください。思わぬ事故の原因となることがあるので必ず前後進速度調節レバーを“N”(中立)の位置(頁参照)にしてから走行クラッチレバーを握り、徐々に前後進速度調節レバーを操作してください。
雪の上での作業は滑りやすく、転倒するおそれがあります。
滑りやすい場所では、低速で運転してください。
除雪中は、足元に注意しハンドルをしっかり握ってください。
方向転換は、必ず本機を水平にし十分速度を落として行ってください。
後進時には、足元および後方の障害物に十分注意して、転倒したり障害物にはさまれないように運転してください。
共同作業は行わないでください。思わぬ事故を招くことがあります。
除雪部に障害物が当たったり、異物が巻き付いた場合は、すぐにエンジンを停止してください。誤ってエンジンが始動しないようにエンジンスイッチキーを抜いてください。各回転部が完全に止まってから、注意して損傷を調べてください。手を使って回転部を確認するときは、保護手袋を着用してください。ケガをするおそれがあります。損傷がある場合は、完全に補修するまで再始動しないでください。事故の原因となるおそれがあります。
傾斜面は横切って除雪しないでください。
傾斜面で方向を変える場合には、本機の動きが平地と異なることがありますので十分注意してください。
異常な音・におい・振動などがある場合は、直ちにエンジンを停止し、お買いあげ販売店またはサービス指定店にご連絡ください。
除雪作業をしないで本機を移動させる場合は、除雪クラッチボタンを「切」にしてください。
除雪機から離れるときは、平坦な場所に駐車しエンジンを停止してください。除雪機が動きだし、ケガや事故の原因となるおそれがあります。 |
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作業が終ったら
本機から離れるときには、オーガハウジングを路面に接地させ、必ずエンジンを止め、エンジンスイッチキーを抜いてください。いたずらなどで本機が動きだし、思わぬ事故を引き起こすことがあります。
本機を屋内に格納するときやボディーカバーをかけるときは、火災の原因とならないように、エンジンが冷えてから行ってください。
長期保管時(30 日以上使用しないとき)には、タンク内の燃料を抜きとり本機を火気のない所に保管してください。また抜いた燃料は引火性があり、火災や爆発のおそれがありますので所定の燃料タンクなどに保管してください。
点検や清掃をするときは必ずエンジンを停止し、誤ってエンジンが始動しないようにエンジンスイッチキーを抜いて行ってください。また、エンジン停止直後のエンジン本体やマフラーなどは非常に熱くなっています。ヤケドをしないように、各部が十分に冷えてから作業を行ってください。
枯草や紙、油、木材など燃えやすいものがあるところには駐停車保管しないでください。排気管や排気ガスの熱により、着火するおそれがあります。
植込みなどの近くに駐停車するときには、排気ガスが当たらないように、本機の向きを決めましょう。 |
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