運搬するときは
アユミ板を使ってのトラックへの積み降ろし
警告 |
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車への積み降ろしをする場合は、必ずアユミ板を使用しゆっくり行ってください。転倒落下によりケガをするおそれがあります。
アユミ板の上を移動途中に、旋回レバーによる操作を絶対に行わないでください。アユミ板から本機が落ちる場合があります。 |
《積み降ろしをする前に》
積み降ろしは平坦な場所で行ってください。
使用するアユミ板は本機の重量+作業者の体重に耐えられる物を使用してください。
本機の総重量:
HSS960i : 約150 kg(J タイプ), 約160 kg(JX タイプ)
HSS1370i : 約165 kg(J タイプ), 約175 kg(JX タイプ)
下の表を目安に傾斜角度が15度以下になるようなアユミ板を選んでください。
アユミ板の長さ
地面からアユミ板までの高さ
2.5 m
3.0 m
3.5 m
50 cm
60 cm
70 cm |
ほろまたは、キャブ付のトラックでは、あらかじめ除雪機を格納できる高さを認してください。
燃料が十分あるか確認してください。“ 空” に近いとエンストしてしまうことがあります。
《手順》
アユミ板の幅をクローラーの幅に合わせます。
エンジンを始動し、オーガハウジング調節スイッチ(JXタイプ)/オーガハウジング調節レバー(Jタイプ)で、オーガを積み降ろしに必要な高さまで上げます。
投雪方向調節スイッチで投雪口をいっぱいに下げます。
前後進速度調節レバーを低速域、後進に入れ十分に走行速度を落として、後進でアユミ板を登ります。
本機がほろなどに当たらないように注意しながら本機をトラックの荷台に乗せてください。
注意 |
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アユミ板の上を移動途中での停止は極力さけてください。万一停止した場合は前後進速度調節レバーを“N”(中立)の位置(走行クラッチレバーを握っても本機が動かない位置)にして再始動してください。 |
取扱いのポイント |
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本機を吊上げないでください。本機が破損するおそれがあります。 |
荷台に乗せたらエンジンを停止させて、燃料コックレバーを“ 止” にします。
本機の下図の箇所をロープ等で固定してください。
警告 |
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本機を運搬するときは、燃料漏れを防ぐために燃料コックレバーを“ 止”の位置に合わせてください。こぼれた燃料が引火することがあります。 |
取扱いのポイント |
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オーガにロープを引っかけないでください。
ロープをかける場合は配線、ケーブル、ホースを一緒にかけないでください。破損するおそれがあります。
本機を破損するおそれがありますので、必要以上にロープ等を強く締付けないでください。 |
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