HSS960I・HSS1370I

点火プラグの点検、調整、交換

注意

エンジン停止直後のマフラーや点火プラグなどは非常に熱くなっています。ヤケドをしないよう作業はエンジンが冷えてから行ってください。


電極が汚れたり、電極のすき間が不適当ですと、完全な火花が飛ばなくなりエンジン不調の原因になります。


《指定点火プラグ》
BPR5ES (NGK)
W16EPR-U (DENSO)


《清掃のしかた》

  • 点火プラグキャップを外してください。
  • プラグレンチ(同梱工具)で点火プラグを取外します。
  • 点火プラグの清掃はプラグクリーナーを使用するのが最も良い方法です。お買いあげ販売店またはサービス指定店をご利用ください
    プラグクリーナーがないときは、針金かワイヤーブラシで汚れを落としてください。
  • プラグキャップ

    プラグレンチ

    《調整のしかた》

  • 側方電極を曲げて火花すき間を下記寸法に調整します。
  • 火花すき間:0.7 - 0.8 mm

  • 締付けトルク:18 N・m ( 1.8 kgf・m )

  • 取扱いのポイント

  • 故障の原因となるので指定以外の点火プラグを使用しないでください。
    点火プラグの取付けは、ネジ山を壊さないように、まず指で軽く一杯までねじ込み、次にプラグレンチで確実に締付けてください。
  • 点検、調整後は点火プラグキャップを確実に取付てください。確実に取付けないとエンジン不調の原因になります。