走行クラッチレバー・除雪クラッチボタンの点検
走行クラッチレバー、除雪クラッチボタンが正しく作動することを確認します。異常がある場合は直ちにお買いあげ販売店またはサービス指定店に連絡し、点検・整備を受けてください。
警告 |
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これらの点検はエンジンを始動し、本機やオーガを動かして確認します。点検する前に本機の周囲に人や障害物がないことを確認してください。また投雪口が、人や窓ガラスなどの方向に向いていないことを確認してください。 |
前後進速度調節レバー
エンジン回転調節レバー
i コントロールボタン
走行クラッチレバー
除雪クラッチボタン |
《走行クラッチレバーの点検》
本機を平坦な場所に置き、前後進速度調節レバーが“N”(中立)の位置になっていることを確認し、エンジンを始動します。
地面にあたらない位置までオーガを上げます。
i コントロールを“ 切”(解除)にします。
エンジン回転調節レバーを“ 低速” の位置にします。
走行クラッチレバーを握ります。
前後進速度調節レバーを“ 前進 低速” の方向へ動かします。
→ 本機が低速で前進すれば正常です。
走行クラッチレバーを放します。
→ 本機が停止すれば正常です。
前後進速度調節レバーを“N”(中立)の位置に戻します。
《除雪クラッチボタンの点検》
前後進速度調節レバーが“N”(中立)の位置になっていることを確認し、エンジンを始動します。
エンジン回転調節レバーを“ 低速” の位置にします。
除雪クラッチボタンを押します。(表示灯(緑)が点灯)
→ オーガが回転すれば正常です。
除雪クラッチボタンを約3秒以上押し続けると保護機能が働き、オーガとブロワが停止します。
除雪クラッチボタンを放します。(表示灯(緑)が消灯)
→ オーガの回転が停止すれば正常です。
走行クラッチレバーを握ります。
除雪クラッチボタンを押して放します。(表示灯(緑)が点灯)
→ オーガが回転し、除雪クラッチボタンを放してもオーガが回転したままに なれば正常です。
前後進速度調節レバーを“ 前進 低速” の方向へ動かします。
→ オーガが回転したまま、本機が低速で前進すれば正常です。
走行クラッチレバーを放します。(表示灯(緑)が消灯)
→ オーガの回転が停止し、本機が走行停止すれば正常です。
前後進速度調節レバーを“N”(中立)の位置に戻します。
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