外部給電のしかた
本機の接続
プラグインハイブリッド車と接続したときには、下記に注意してください。
給電中は、車両のマフラーが熱くなっているので、近くで本機を使用していると火災の原因になり、重大な傷害や死亡に至るおそれがあります。
本機は、車両のマフラーの近くで使用しないでください。
車庫、倉庫、トンネル内などや換気の悪い場所では使用しないでください。
換気の悪い場所は、酸素不足または有害な一酸化炭素がたまってガス中毒の危険があります。
燃料電池車と接続したときには、下記に注意してください。
車庫、倉庫、トンネル内などの換気の悪い場所では、本機を使用しないでください。
燃料電池の発電により周囲の酸素が消費され酸素不足の危険があります。
車両および本機を地面の平らな場所に設置してください。
本機を小石、土、砂利などの多い場所に置かないでください。
外部給電を行う際は、解除工具が収納場所にあることを確認してください。
2. 各部の名称
以下のときに、本機の保護のため、給電を停止することがあります。
- 高温となる場所で使用したとき
- 本機の吸気口及び排気口がふさがれているとき
NOTICE
給電コネクタを取り扱う際は、落下させないように注意してください。
給電コネクタに落下等の衝撃が加わると、給電コネクタのロック機能が作動することがあります。
ロック機能が作動したまま本機のホルダに差し込むとホルダからコネクタが外れなくなります。
ホルダからの給電コネクタ離脱とロック解除方法
ロック機能の作動状態は給電コネクタの電磁ロック表示部で確認できます。
青:ロック状態
銀色:ロック解除状態
ロック機能は、本機の給電と停止の一連の操作をすることで解除できます。
また給電コネクタがロック状態でも正常に車両と接続し、本機を使用することができます。
- 本機を車両の給電口の下に置く。
- 本機の吸気口および排気口をふさがないように置いてください。
- コネクタカバーを開ける。
- リリースボタンを押しながら給電コネクタを取り外す。
- リリースボタンを押しても取り外せない場合
ホルダからの給電コネクタ離脱とロック解除方法
- リリースボタンを押しても取り外せない場合
- 給電ケーブルをフックに掛ける。
- コネクタカバーを閉める。
- 給電コネクタを車両の給電口に確実に挿し込む。
- 車両によっては、DCケーブルの接続も必要です。
EVPS用電源端子
- 車両によっては、DCケーブルの接続も必要です。
周波数の切り替え
スイッチを操作して周波数を切り替えます。:50 Hz
:60 Hz
- 給電を開始する前に、接続する電気機器に合わせて周波数を切り替えてください。
アースの接続
本機に接続する電気機器が大地にアースされている場合は、本機も必ず大地にアースする必要があります。
- アース工事には「電気工事士」の資格が必要です。アースに関するご不明点は、販売元にご相談ください。
電気の取り出しかた
使用する電気機器の電源をON にしたまま、本機のコンセントへ接続しないでください。
電気機器の電源をON にしていると、コンセントへ接続した際、電気機器が急に作動し、傷害を受けるおそれがあります。
一部の自治体では、アイドリングストップに関する条例に抵触するおそれがあります。関係する自治体に確認したうえで、適切に使用してください。
接続する車両によっては、出力制限や、使用条件により、給電が停止することがあります。詳しくは車両の販売元にご相談ください。
- 車両を給電モードにする。
- 接続する車両によっては、車両側での手順が異なります。詳しくは車両の販売元にご相談ください。
- POWER スイッチを2秒間押す。
- 開始/停止表示灯(スタート/ストップスイッチ)が点滅します。
- スタート/ストップスイッチを押す。
- 開始/停止表示灯(スタート/ストップスイッチ)が点滅から点灯に変わります。出力表示灯が点灯したら給電可能になります。
- コントロールパネルカバーを持ち上げ、コンセントプラグを確実に差込む。
- コンセントに接続する前に電気機器の電源がOFF であることを確認してください。
- 接続するコンセントのブレーカーのレバーが上がっていることを確認してください。
- コントロールパネルカバーを閉じる。
- コントロールパネルカバーのコード引き出し口から、電気機器のプラグコードを引き出してください。
- 電気機器の電源をON にする。