エンジンオイルの点検・交換
オイルが不足していたり、汚れていると摺動部や回転部分の寿命をいちじるしく 縮めます。
交換時容量:7.6 L
推奨オイル:API 分類SG、SH、SJ、SL級相当のSAE10W-30エンジンオイル
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点検のしかた
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点検は垂直にして行います。エンジンカバーを外して(頁参照)、オイルレベルゲージを抜き取り、オイルをオイルレベルゲージで確認します。少ない場合は、オイルレベルゲージの上限まで補給します。
補給量はオイルレベルゲージの目盛に従ってください。
同時にオイルの白濁、汚れはないか確認してください。
万一、白濁している場合は、お買いあげ販売店またはサービス指定店へご相談ください。
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交換のしかた
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注意 |
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エンジン停止直後は、エンジン本体の温度や、油温が高くなっていますので、冷えてからオイル交換を行ってください。ヤケドをするおそれがあります。 |
- 船外機を直立状態にして、エンジンカバーを取外します。(頁参照)
- オイル給油口キャップを取外します。
- オイルドレンボルトとシーリングワッシャーを12 mm のレンチで外してエンジンオイルを抜きます。
オイルは適切な排油受け容器に受けます。
- 新しいシーリングワッシャーをオイルドレンボルトに取付け、ボルトを確実に締付けます。
締付けトルク:23 N·m (2.3 kgf·m)
- オイル給油口から新しいオイルを入れ、オイル給油口キャップを確実に締付けます。 確認のため、オイルレベルゲージでオイルの量を点検します。
下限
上限
オイルレベルゲージ
オイル給油口キャップ |
取扱いのポイント |
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- オイルは、使用しなくても自然に劣化します。定期的に点検・交換を行いましょう。
- オイル給油口キャップは、手で確実に締付けてください。締付けがゆるいとオイルがもれることがあります。
- オイルを入れすぎないよう、注入後必ずオイルの量を確認してください。
オイルが少ないときはもちろんですが、入れすぎもエンジンの故障の原因になります。
- オイルの処理方法は法令で義務付けられています。法令に従い適正に処理してください。不明な場合は購入先にご相談のうえ処理してください。
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