バッテリーの取扱い
注意 |
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バッテリーに表示されている警告とバッテリーの取扱説明書をよくお読みになり、使用してください。 |
警告 |
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バッテリーの近くでは火気を絶対使用しないでください。 バッテリーは引火性のガスを発生し、爆発する危険があります。
バッテリー液面が下限以下のままで使用または充電はしないでください。バッテリー液面が下限以下のままで使用または充電をするとバッテリーの劣化を早めたり、破裂(爆発)の原因となるおそれがあります。 破裂(爆発)の場合は、重大な傷害に至る可能性があります。
バッテリー液は希硫酸です。目や皮ふにつくとその部分が侵されますので十分注意してください。万一、付着したときは、すぐ多量の水で少なくとも15 分以上洗浄し、専門医の診察を直ちに受けてください。 |
本機は、バッテリーを電源とした燃料噴射、点火、アイドルコントロール、可変吸気システム、アラートコントロールシステムを行うPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)を採用していますので、下記注意事項について特に注意してください。
バッテリーの点検・保守には十分な注意が必要です。もし、点検・保守を怠りますと始動不良、エンジン不調の原因となり、正常な動作ができなくなる場合がありますので注意してください。バッテリー上がりになると、エンジンが始動できなくなる場合があります。
バッテリー端子のメンテナンス、取付けは確実に行ってください。端子のゆるみ、腐食などにより始動不良、エンジン不調の原因となり、正常な動作ができなくなる場合があります。
船外機を多基掛け(2 基掛け以上)で使用する場合は、必ず船外機1 基に付き1 個のバッテリーを使用してください。エンジン供給電源が不安定になり、始動不良、エンジン不調の原因となり、正常な動作ができなくなる場合があります。
エンジンに接続されたバッテリーを直列接続し、24 V として使用しないでください。船外機のセットアップ状態によりバッテリーがショートするおそれがあります。
電気負荷を接続される場合は、充電性能公称出力以下の範囲で使用してください。バッテリー上がりの原因となります。
エンジン運転中は、必ずバッテリーを接続したままにしてください。バッテリーを外すと電源が不安定になり、電装部品の故障や正常な動作ができなくなる場合があります。
また、バッテリー容量が小さい場合、もしくは上がり気味の場合、バッテリー電圧が著しく低下するとブザーが鳴ることがありますが故障ではありません。
ジャックプレートを装着した場合、トランサムボードにバッテリーケーブルが挟まれ破損の原因となりますので、チルトアップ時には十分注意してください。
バッテリーケーブルを他のケーブルと結束する場合は、ケーブルグロメットの端から300 mm以上離してください。左右転舵時にケーブルに負荷がかかり故障の原因となります。また、左右転舵・チルトアップ時にバッテリーケーブルに負荷がかからないように船外機のバッテリーケーブル出口と船体引き込み部との間に長さの余裕を持たせてください。繰返しの使用でケーブルに負荷がかかり故障の原因となります。
取扱いのポイント |
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エンジン停止時、またはエンジンを停止して船から離れる時は、必ずパワースイッチまたはエンジンスイッチを“OFF”(停止)にしてください。“ON”(運転)のまま放置された場合、バッテリー上がりの原因となります。
特に非常停止スイッチ動作による停止時は電源回路がON 状態の為、バッテリー上がりの原因となりますので最後はパワースイッチまたはエンジンスイッチを“OFF”(停止)にしてください。
リギングホース等でケーブルをきれいにまとめ、ケーブルへの負荷をかけないようにしてください。 |
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