船外機が落水したとき

水没した船外機は、なるべく早く分解・整備を行ってください。分解・整備を行うまでの処置として、つぎのことを行ってください。

  1. 水没したら、直ちに引き上げ、塩分、泥、水草等を真水できれいに洗い落とします。
  2. ベーパーセパレーターからガソリンを抜きます。
  3. 非常停止スイッチクリップを外し、点火プラグを外します。
  • (メカモデル用、DBW モデル用エンジンスイッチ装備仕様)
  • (パワースイッチキーおよびスタートストップ装備仕様)
    1. エンジンスイッチを 3 秒ほど “START”(始動)の位置にて、シリンダー内の水を完全に抜きます。
    1. パワースイッチキーを “ON”(運転)の位置にまわし、スタートストップスイッチを 3 秒ほど押して、シリンダー内の水を完全に抜きます。
  1. 点火プラグ取付け穴からエンジンオイルをオイラーで注入します。
  2. 点火プラグを外した状態で点火プラグ取付け穴を布で覆います。
  • (メカモデル用、DBW モデル用エンジンスイッチ装備仕様)
  • (パワースイッチキーおよびスタートストップ装備仕様)
    1. エンジンスイッチを 3 秒ほど “START”(始動)の位置にて、エンジンオイルをシリンダー内に充満させます。
    1. パワースイッチキーを “ON”(運転)の位置にまわし、スタートストップスイッチを 3 秒ほど押して、エンジンオイルをシリンダー内に充満させます。
  1. できるだけ早くお買いあげ販売店またはサービス指定店で分解・整備を行ってください。