ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルター(低圧側)の点検・交換
ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルターの中に水がたまったり、目詰まりすると出力不足、始動不良をおこしますので定期的に点検および交換してください。
ガソリンは非常に引火しやすく、また、気化したガソリンは爆発して大ケガや死亡事故を引き起こすことがあります。
- エンジンを停止してください。
- 火気を近づけないでください。
- 換気のよい場所で行ってください。
- ガソリンをこぼさないでください。万一こぼれたときは、布きれなどで完全にふき取り、火災や環境に注意して処分してください。布を閉じられた部屋に保管しておくと、ガソリンが気化し引火するおそれがあります。
〈点検のしかた〉
- ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルターの中に水や沈でん物がないことを確認します
ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルターに水がたまっているときは、交換のしかたを参照してカップから水を取除いてください。
ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルターカップに沈でん物などの目詰まりがあるときは、交換のしかたを参照してください。
〈交換のしかた〉
- エンジンカバーを外します。
- 2ピンカプラー(青)の接続を外します。
- 保持ラバーをウォーターセパレーター一体型燃料フィルターブラケットから外し、さらにウォーターセパレーター 一体型燃料フィルターから保持ラバーを取外します。
- 燃料がもれないように、2本の燃料ホースを市販のホースクリップで挟み、燃料ホースを取外します。
- ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルターカップを固定しているスクリュー3本を取外し、カップ内を清掃し水や沈でん物を取除きます。
- 組付けは逆の手順で確実に行ってください。
- O- リングは新しいものに交換してください。
燃料フィルターは新しいものに交換してください。- 締付けトルク :
- 3.4 N·m (0.34 kgf·m)
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- ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルターに保持ラバーを組み付けるときは、図のように合わせマークを合わせてください。
- プライマーバルブで燃料を送ります。
燃料の供給の要領で行ってください。
ウォーターセパレーター 一体型燃料フィルター、燃料ホース等から燃料がもれていないことを確認してください。