エンジンオイルの点検

〈点検のしかた〉

  1. エンジンカバーを外します。
  2. 船外機を垂直にして、オイルレベルゲージでエンジンオイルが目盛りの上限まであることを確認します。

    エンジンからエンジンオイルもれがないことを確認してください。

特定の使用状況下で、次のような場合があります。

  • エンジンオイルが増加している場合、エンジンオイルを交換してください。
  • エンジンオイルが白濁している場合、エンジンオイルを交換してください。
使用状況 現象 症状 結果

5分間以上「エンジン始動・停止を頻繁に繰り返す」

エンジンが温まらない

  • 未燃焼ガソリンがオイルに混入し、エンジンオイルが増える
  • エンジン内部に結露が発生し、エンジンオイルが白濁する

エンジンオイルが劣化し、潤滑性能が低下して、本機の故障原因となる

使用時間の30%以上「エンジン回転数3000rpm以下で使用」

〈補給のしかた〉

オイル給油口キャップを外し、オイルレベルゲージの上限まで新しいエンジンオイルを注入します。

〈推奨オイル〉

API分類SG、SH、SJ、SL 級相当のSAE10W-30エンジンオイル

取扱いのポイント

  • オイル給油口キャップは、手で確実に締付けてください。締付けがゆるいとオイルがもれることがあります。
  • オイルを入れすぎないよう、注入後必ずオイルの量を確認してください。オイルが少ないときはもちろんですが、入れすぎもエンジンの故障の原因になります。