チルトアップのしかた
〈浅瀬を航走するとき〉
浅瀬を航走するときにはプロペラ、ギヤケースが破損しないように船外機を傾斜(チルトアップ)させます。
- コントロールレバー側のパワートリム/チルトスイッチまたはエンジン側のパワーチルトスイッチの“UP”側を押してチルトアップします。
チルト角度は無段階に調節できます。
- 戻すときはスイッチの“DN”側を押して戻します。
- チルトアップ状態での航走は低速で行ってください。
- チルトアップ状態での後進は絶対しないでください。船外機が持ち上がり危険です。
取扱いのポイント
チルトアップして浅瀬を航走するときは、検水口から水が出ていることを確認してください。
〈係留するとき〉
エンジンを停止し、次に使用するまでの間、船外機を係留して保管したり、浅瀬に係留したりするときなどは、海藻の付着や腐食によりプロペラやロアケースが損傷を受けないよう、チルトアップして船外機を水面より上げておきます。
取扱いのポイント
係留時、エンジン内の水を排水するために、エンジン停止後に1分程度保持してからチルトアップしてください。
チルトアップした状態で、船外機を桟橋や他船等に衝突させないよう注意してください。
- コントロールレバーを“N”(中立)にしてエンジンを停止します。
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コントロールレバー側のパワートリム/チルトスイッチまたはエンジン側のパワーチルトスイッチの“UP”側を押してチルトアップします。
チルト角度は無段階に調節できます。
戻すときはスイッチの“DN”側を押して戻します。
チルトアップはエンジン停止後操作してください。
このスイッチは、ボートが停止していて、パワースイッチまたはエンジンスイッチが“OFF”(停止)になっているときだけ使用してください。航行中はこのスイッチを操作しないでください。